再解説、本当の修行の意味を説く（貴重な「人生の時間」を節約する）３

《貴重な「人生の時間」を節約する》

《言っておきますが、あくまで大人にとって「気脈の

詰まり」が有る方が「自然」であり、当たり前という

ことです。》

小さい子供の頃は「気脈の詰まり」は殆どありません。

ですから「氣」は流れ「循環」も旺盛であり、その

「流れ」に沿って、外からの「人の心」や「気配」が

流入しますから、それに「感応」することにより本来

「衝動的な生き物」である筈の「子供」が無意識に

「厄災」を避ける事が可能になっているのです。

《「気脈の詰まり」が増える事とは、それらの「気の

感応」が「得られない」事でもあります。》

だから「大人」は「言葉」や「証書」そして「お金」

という確かなものしか「信用」出来なくなる訳です。

《それでも「大人」は「気の感応」と引き換えに「こ

の世」での生き方「処世術」を身に付けることにより、

「気の感応」が鈍い文を「フォロー」します。》

「処世術」とは「生き方」でもありますが「防衛策」

でもあります。すなわち、それも「強い自我」です。

よって

《「成人」してから「中年期」「老年期」にも「処世

術」は増える一方ですので、それに合わせて「気脈の

詰まり」も増える一方となります。》

何故、強い自我なのか？というと「処世術」は「防衛

策」でもあります。

《それらは「自己主観」の「経験則」により成り立ち

ますから、「処世術」は一方的な「決めつけ」や「わ

だかまり」を多分に含んでいる、ことになるのです。》

「決めつけ」や「わだかまり」とは強烈な自我だと言

えます。もう、ここまで来ると「証書」や「お金」、

そして「特定の人の言葉」以外は、一切信用出来なく

成ってしまいます。

「でも、このままいくのでしょうか？」

「本当は、誰でも誰かを「信じたい」筈なのです。」

「本当は、どんな大人でも、大いに「感動」したり、

「驚いたり」心を動かしたい筈なのです。」

《では、人とはこのまま一方的に「気脈の詰まり」を

「増やした」まま、年老いて死ぬことになるのでしょ

うか？》

そんな事はないのです。

「神様」が作った我々「人間」という「システム」は

そこら辺も上手く出来ているもので、人の「肉体」と

「精神」というものは、晩年の「老い」と共に大きく

「変化」していく様に出来ているのです。そうです、

ここからの「変化の鍵」となるのは「老い」という誰

にでも訪れる変化がもたらしてくれるものなのです。

さあ、いよいよここから一気に

《一回の貴重な「人生の時間」を「節約」するために

「修行」はある。》

この「事実」の「紐解き」をして参りましょう！！

いかがでしょうか？若い時とは「非力」です。言わば

「体力と時間」しか「お金」に転換する事が出来ない

とも言えます。ですから「リスク」を恐れますが、そ

もそも持てるリスクも大した事はないですし、差して

失うものも無い訳で「無茶、無謀」なチャレンジこそ

が若者の特権でもあり、本分だと言えるのです。

逆に言えば、私も若い時に散々その「無茶無謀」のチ

ャレンジを続けて来たから今の自分が有る訳で、そう

いう事をして来なかった人達は、かなりのお年となっ

ても「不安や不平不満」ばかりを唱える。何もしなか

った訳ではなくても、何かに賭ける事をしないだけで

もそう言う余生となるのです。ある意味怖いですよね。

更に、続けていきましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦