再解説、創業すること程楽しいものは無い！（創業すると実質的に「金銭力」が身に着く）４

《創業すると実質的に「金銭力」が身に着く》

《「創業する事」による「相応の利点、メリット」と

は、どこにあるのか？》

その「第二」は、ベタではありますが、一個人として

の非常に大きな要素となります。それは個人として

《「お金」に対してのスケール感が圧倒的に変わる。》

ということが挙げれます。「創業する」ということは、

毎日、毎週、毎月の積み上げた「売り上げ」があがる

事になります。当たり前の事ではありますが、その

「スケール」は単純に「数百万円」の単位のお金が、

あなたの「銀行口座内を動く」ことになります。

「あなた」の用意した口座に「数百万円のお金」が

振り込まれて、「あなた」はそこから「仕入れ代金」

や「家賃」「人件費」「経費」を含めた固定費を払

う「采配を振るう」訳です。

《そんなの「雇われて」いても、部署により「会社

のお金」を「動かす」ことは出来ますよ。》

なんて言われる方もおられるかと思いますが、それ

は「現実を知らない方」なのですよ。私もアパレル

で勤めていた頃には、年間「億の売り上げ」を作っ

ていた訳ですが、どこまで売り上げてもそれは「会

社のお金」です。

其れなりの「立地」と「内装」そして「商品」を会

社が揃えたから叩ける数字であって、それらの「装

置」の中で、私が要領的に良いから叩けた数字にし

か過ぎません。「創業する」と言うことは、それら

の「装置」を「自らの力」と「才覚」で取り揃えて

いく必要があります。

それには「金銭力的」にも「段階的なビルドアップ」

が必要なのは当然の事で、それには相応の月日を必

要とするでしょう。でもそれらが「自分の力」にな

るという事です。

更に、幾ら売り上げたとしても、その後の「支払い」

というものが発生しますが、そこにも要領というも

のが有って、優先順位の高い「固定費」以外の支払

いには時期に応じての調整が必要にもなりますが、

《仮に「あなた」がその面倒を見るとしたとしても、

そこはあくまで会社のお金です。「足りようが」

「足りない」にしても「あなたの懐」が痛む訳では

ありません、「社長足りませんよ！」という事で、

あくまで「他人事」になるでしょう。》

だから「あなた」には「実質的な力」は有りません。

そこを何とかするのは「社長の力」となります。

また「あなた」が「経理や総務」等で「会社のお金」

を動かす立場にあったとしても、それも「あなた」

の「実質的な力」ではありません。

《結局、会社で「幾らのお金」を動かしているにして

も、急な入り用が生じた時、それが「何十万円」にも

なれば「どうしよう？」と思うのがあなたの現実であ

り、「賃貸物件」に住み「ローン」で車を買うのが

「あなた」の「スケール」の現実なのです。》

もっと「現実」を見ることです。「創業する」という

ことは「金銭力的」にも「それらの外」に位置すると

いうことです。「何十万」というレベルでビビってい

るようでは「創業者」は務まりません。何処からでも

「引っ張ってくる」くらいの「気概と才覚」が必要に

なります。でも、逆に言えば「勤まる事」が出来れば

その「才覚」が手に入るのが「創業する」ということ

なのです。それは「普通の人達」とは違う「お金」の

「スケール感」を生みます。

いかがでしょうか？つまりは「才覚」ですし「器量」

です。いくら自信が有っても、勢いが有っても、この

「才覚や器量」は時間を掛けて育てる必要があります。

それは「いざという時」に問われる事になります。

商いに勢いがある「攻めの時」困難が立ちはだかって

ピンチな「守りの時」、どちらの「いざという時」に

も経営者はその「才覚器量」を問われる訳です。

頭を下げて、懇願して、かき集めて、それも「才覚器

量」、人が信頼が問われる時です。だから普通の人に

は無理な領域です。

更に、続けていきましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦