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《古代ウパニシャッドの真髄》3
《多人格の思考矛盾を器量で克服する》
「ウパニシャッド」の「奥義」を「継承」する。
「バラモンの技術」である「古式マスターヨーガ」の
「奥義」。「同一視瞑想法」とは「対象」と「融合」
することにより「対象」の持つ「力と特性」を
「自らの力、特性」として「取り込む技術」なのです。
今回の「テーマ」の序盤に書いたとおり、いくら
その人に「センス」が有ったにしても、所詮、それは
人である以上は「一つの角度」「一つの性格」からの
「理解」です。その「センス」のある人が「別の性格」
「別の人格」を「持てたとしたら」、全く「異なる角度」
からの「発想」を「自分一人の中」に持てることに
なります。これにより得れる「可能性」は「莫大」になる
訳です。
ただし、この「技術」を「体得」する為には、莫大な
「精神力」「気力」そして「器量」が必要になります。
「考えてみてください」、自己内に「別の人の特性」と
「思考パターン」つまり「人格」を「取り込む」のです。
ですから、相当な「思考上」での「矛盾」が生じます。
先ず「しっかり」とした「自己」を構築していないと、
「揺れ揺れ」で「ブレブレ」になり「精神的」にも
「分裂」してしまいます。よって「しっかり」とした
「自己」を持った上での「他の人格」を「理解」して
「受け入れる」だけの「器量」を必要とするのです。
「氣塾」においても「５段目以降」において、ようやく
「可能」になる「技術」なのです。
私が常日頃、「氣塾」で言っているところの、相手の
「特性」を「認めて」「憧れて」「真似て」「取り込む」
為の「技術」が「同一視瞑想法」にあります。
まあ、ここまで書けば、「氣塾」の「生徒さん達」なら
ある程度は「気が付く」ことでしょう。そうです！
この「技術」は「トンレンの先」に在る「技術」
なのです。「相手」の「状態」を理解する「トンレン」
の「技術」が充分に「体得」出来てこその「技術」
なのです。
「氣塾」代表 木村丈彦
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