再解説、仕事、信仰、習い事、修行、どうすれば続けられる？（宿命無き者は模索せず）４

《宿命無き者は模索せず》

「古式マスターヨーガ」に伝わる「教え」

《続かないのは飽きるから、飽きるのは進化成長が

無いから、進化成長が無いのは「探求と模索」が

足りないから。》

そこには、もう一つ「付け足すべき真実」が潜んで

いるのです。それは、

《「探求と模索」が足りないのは、そこに「宿命」が

潜んでいないから。》

ということです。自ら「飽き性だ」と言ってしまう人

は「自己制御」をしようともしない人ということで、

それは論外だとして、何故「普通の真面目な人」で

あっても「何故、続けられない人」が「多いのか？」

を考えたとき、

《その「核心」は「自らの意思」が「自らの力」で

「制御」出来ていない、つまり自らの「陰りと迷い」

に「抗えない」、その人の心の弱さに「原因あり」

ということです。》

全ては「ギャーナ」の「逆算的必然性」の「考え方」

で解けば分かります。仮にその人に「仕事」「信仰」

「習い事」「修行」それら何れかに「宿命」がある

場合、そこには互いに「会って役立つ」べき「約束」

が存在し、その「約束」を「叶える」為には、その

「道」においての「経験、知識」という「条件」を

「整えておく、準備」が必要になります。

その「道」の「経験、知識」の「条件」を得る為には

長らくの「探求と模索」が必要です。その「探求と模

索」の「やる気、モチベーション」を支えてくれるの

は「進化成長」による、自らの「魂の喜び」による

「自信と自覚」になります。

《そもそも人は、何事においても「進化成長」による

「魂の喜び」と「自信と自覚」が無ければ、そこには

「運命的、宿命的」なものは「見出だせず」、結局

「見出だせない」から「飽きてしまうのだ」と

いうことです。》

ここで思い出して頂きたいのが「十八史略」の一節

《士別れて三日なれば、即ちまさに刮目して相待つべし》

つまり「志」を持つ者ならば、三日経てば放っておいて

も「進化、進歩」している、と言うことです。あらゆる

《「進化、進歩」の「ヒント」とは、必ず「あなた」の

「身の回り」「身近」にあるものなのです。それを

「見付けるも見逃すも」あなたの「志」から来る、

「日頃の過ごし方一つ」ということになります。》

「志」が有ればこそ「人生を賭けているがこそ」それを

見付けることが出来るものであり、取り敢えず今はこれ

しか無いのでこれをやっている。と言うレベルの「性根」

には、見付かる「宿命」「運命」「縁」を含めた理由が

無いということを表しているのではないでしょうか？

つまり「何故そこまで常日頃、無神経でいられるのか？」

と言うことになりますよね。「そこですよ」

いかがでしょうか？「進化成長」を続けていくには、そ

れ相応の「本気」を求められるという事です。誰もがそ

こで「捧げる時間」に対しての「リスク」を考えてしま　　

う訳です。大切な人生の時間を投入して「上手く一人前

に成れなかったらどくしよう？」と思うのですよね？

でも、そんなの「本当の本気」だと言えないのです。

「本当の本気」とは子供の頃の「無我夢中」だと言えま

す。子供の頃何かをするのに「報償、批評、格付け」そ

んな事を考えて何かをした訳ではないでしょう？

つまりはそれが「雑念」だという事です。

更に、続けていきましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦