「転換期」の現象はダルマ落とし(今後のビジネストレンドは「中国製量産品」からの脱却)2

転機・転換期
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《今年の「コロナ騒ぎ」はある意味「転換期」においての
「ビジネス」の考え方を大きく変える「きっかけ」となる
可能性が大きいと思われます。》
 
ここまで、あわゆる「ビジネス」や「産業」が「平成」の
 
長い「デフレ不況の中」で本来「¥120」で「売るべきモノ」
 
を「コスト」を切り詰めて「¥100」で売り、更には「リス
 
トラ」と「非正規雇用」という「人件費」にまで「手」を
 
付ける事により、それを無理矢理「¥80」にまで「我慢」を
 
して「売る」ことにより「生き残り」を賭けて努力を重ねて
 
来たのです。これは「昭和」から「平成」へと続いてきた、
 
「量産技術」と「コストカット」の賜物だと言えます。でも
 
そんな時代にも「終わりが来た」という事なのです。それは
 
《「質より量」から「量より質」への「価値観」の「成熟化」
だと言えます。》
 
もう、どんどんあらゆる「量産品」や「量産的サービス」は
 
「売れない時代」に既になっています。その原因は「人口減少」
 
と「文化の成熟化」に伴う「細分化」です。どの「店舗」にも
 
「量産的、初心者的」な「商品」が未だに「溢れて」いますが
 
もう、誰も「買わなく」なって行きます。これは「ECサイト」
 
でも既に進行しています。「人気がある商品ページ」で「写真
 
の映りも良い」と思って買っても、届いた商品は「中国製の
 
量産品で安物」という「苦い経験」をした人は多い筈です。
 
それでも最初は「メルカリ」か「ヤフオク」で「転売」すれば
 
良いとしていたのは「去年迄の話し」です。実際はその人気も
 
「セラーが買う」事が出来る、というカラクリも既に誰もが
 
知っています。誰もがその様な「ネット情報の嘘」のカラクリ
 
に「騙されて」きた訳で、この数年で誰もが「勉強」して、
 
騙されないように「賢くなった」のです。
 
《つまり、ここからは「買う」のにそれ相応の「理由」が要る
ことになります。》
 
例えば、今期の「衣料」で言えば、このご時世でも人気がある
 
のは「アウトドアブランド」や「ワークマン」です。そこには
 
《「機能性」という確たる「説得力」と「突き詰めたらこう
なる」という、買うための「理由」があります。》
 
これは「衣料」以外のあらゆる「商品」や「サービス」におい
 
ても同じことです。店頭の「ワゴン」に並べている様な「安い
 
だけ」の「商品やサービス」は「訴求力」を無くしてしまった
 
のです。ならば、どうすれば「これからの時代」を「生き残る」
 
ことが出来るのか?となります。それは戦略的にも「アンチ
 
量産品」となる可能性が大きいのです。つまり、その一つの
 
「トレンド」は「中国製量産品」からの「脱却」です。
 
 
 
更に、続けていきましょう!!
 
 

「氣塾」代表 木村丈彦


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