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《知識は変化更新される、今日の非常識は明日の常識》
「知識欲」に対して「良し悪し」の議論は「古代インド」
において「一万年近く前」から論じられてきたのです。
人が「この世」に「産まれて」そして「生きて」、最も
「尊ぶ」ものとは何か？、「お金、財産、地位、名誉」、
確かにそれらは「古来から人の求めるもの」ではあり
ますが、それらの全ては「あの世」に持っては帰れない
ものであり、そもそも「どうしてそれらを得るのか？」
という「根源」を問うと、
《「経験」からくる「得る為の方法、手段」、結局
「ノウハウ」としての「知識」という事になります。》
つまり「この世」とは「知った者勝ち」であり、全ての
物事は「知るか、知らないか？」という事になります。
この「性質」と「好奇心」が人に「知識欲」をもたらす
元になる訳ですが、そこには、大きく「自分のために」
という「自我、エゴ」というものが介在しています。
《つまり、ここでも「知識」も一つの「力」として捉えた
時に、最初は「自分のために」使って「確認」「確信」
したとしても、やがて人は、そこから「脱却」して、
その「力」を周囲と、更には広く「世に役立てなければ
ならない」、という「根本法則」に戻ります。》
つまり「知識」はあらゆる人々に「役立つべき」もので
あり、ひいては「人間の幸福」と「進化」「発展」に
欠かすことの出来ない「公共的」なものである、と言える
のですが、《今日の非常識は明日の常識》の言葉の通り
《「知識」というものは「時代、年月」の移り変わりと共に
大きく「変わってしまう」という「性質」があり、一昔前
の「知識」は、その大半は「通用せず」絶えず「書き換え
られて」いくものだと言えます。》
《つまり「知識」にも「質的」に「良し悪し」があり、
更には「劣化」もある、ということなのです。》
《よって、ここで「各個人」は「知識欲」を含めて、その
「知識」の他の人への「伝達」に対して、その「道徳観」
を「求められる」ということです。》
「悪い知識」とは「ズルい知識」や「人を貶めたり、欺く
為の知識」です。また「古く劣化した知識」は「間違った
認識」を呼び、その「間違えた認識」により「伝達された
人」は「間違えた、判断」をする要因となります。
ですから「根本的」に「知識」とは、最終的には「相手の
事」を「考えて、思いやった」上で「伝達」するべきで、
《「知識」も「力」である以上、その「行使」には「高い
道徳性」を求められる物事だと、結論付けされます。》
《つまり「知識欲」にしても、その「使途、使いみち」に
ついて「道徳性」が求められ、その「功罪」も決まります》
いかがでしょうか？「知識欲」は「欲」ではあります
が、問題になるのは、その「使い道」という事です。
「知識」を集めるだけ集めて、それを「どう使うか？」
が問われるという所に「本質」が有ると言えます。
「インプット」に対しての「アウトプット」、
これを「どう捉えるか？」が「人の質」を決めると言
うのです。どんどん深めていきましょう！！
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更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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