再解説、経営、ビジネスに裏切りは付き物の法則（織田信長は8人以上に裏切られた、でもね）５

《織田信長は8人以上に裏切られた、でもね》

人の「脳」は自分の行なった「良い行為、悪い行為」

を「適度に忘れ」、また自分の都合の良い方に勝手

に「書き換えたり」しますが、「魂」はその全てを

忘れずに「憶えて」います。これは「逆」を考えれば

「立証」出来ます。あなたが「悪い行為」の「真逆」

に当たる「良い行為」や、自分にとって都合の良い

「成功」に当たる物事を過去に行なったとして、

《「あなた」が新たな物事に「挑戦しよう」とした時や

「困難」に「立ち向かおう」とした時、その「過去の

経験」が「あの時出来たのだから今回も大丈夫！」と

必ず「あなたの背中」を押して「勇気付けて」応援して

くれるはずではないですか？》

だから「真逆もまた然り」なのです。

《「良い行ない」や「成功した行ない」だけ自分の「魂」

に残って、「悪い行ない」だけが都合良く「残らない」

訳ないじゃん！！》

ということなのです、だから必ず「残る」のです。

その「残った思い」がその後の「行動」や「人生」に

「影響」を与えない訳はないのです。だから「ご質問」

を頂いた「あなた」は何もする必要は無いのです、

放っておいても、その当人が「自らを攻める」事に

なります。これは必ずです。不思議なことに「外部」

からの「力」ではなく、当人が自ら攻めるのです。

それが「天罰」というものなのです。

《人は昔から自らが手を下さないのに「勝手に！

自然に」「罰」が下るから「天罰」だと言うのです。》

「過去」は既に「過去」ではありますが、「過去」は

「今」に迫ってきます。自分の「過去」からは誰も

「逃れられない」ということです。これもまた「真理」

です。よって「あなた」は何もしなくても良いのです。

「戦国好き」には良く知られた話しですが、恐怖と冷酷

で部下や人民を支配していたとされる「織田信長」は、

実際は所々「真逆な性格」を持ち、当時の「時代背景」

では考えられない程「お人好し」で「優しく甘い」側面

があったのです。《彼は沢山の人間に「裏切られ」ました。

更には「同じ人間」に「何度も何度も」裏切られたのです》

有名な例では「松永久秀」、信長がピンチに陥るとあっさり

裏切った「松永久秀」は、その後投降するもまた裏切る。

それでも「信長」は「大切な茶器を渡せば許す」という甘さ。

実の弟である「織田信勝」の謀反を始め「足利義昭、荒木村重

、浅井長政」等「さすがにお前は裏切らないだろう！」という

状態でも幾度となく裏切られ、最後は自分の身辺警護の親衛隊

にまで裏切られ放火される有様でした。「裏切り者や怪しい者」

を「即処刑」していたら、その様な目には合わなかった筈です。

実はそれ程に「信長」とは《戦国では稀な、本気で人を心から

信頼する人であったのです。》下克上の時代にも関わらずです。

敵将と結婚した「おつやの方」「柴田勝家、林秀貞、」

「明智光秀」を除いてもざっとで「8人以上」となります。

《そして気になる「裏切り者のその後」ですが、「爆死」や

「殺害」されるか「自害」。誰一人としてその後に「大勢」

した人なんていないのです。》

それがこの「世の中」なのです。「因果応報」ですね。

でも「信長」は「豊臣秀吉」と「徳川家康」に会えました。

彼らは「信長」の信頼に真っ向から応え、裏切ることは

決してありませんでした。だから天下を取れたのですね。

という話です、「ご質問者様、いかがでしょうか？」

「真っ当」に生きていれば、それは必ず「正義」であり、

「正道」であり、「正道」は必ず「報われる」のです。

そこにどの様な理由が在ろうと、筋と礼儀の無い「裏切り」

は「邪道」であり、「邪道」により「大勢」した者は

いない。これが「この世」の「ルール」なのです。

いかがでしょうか？

「氣塾」代表 木村丈彦