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これまで、あえて教室外では細かく言及してこなかった「行」
ですが、生徒さん以外の質問も多く、更に突っ込んだ解説を
と言うリクエストも頂きましたので（ありがとうございます！）
少し早いのですが、いくつかの角度から数回に分けて解説
させて頂きます。まず「行」に関する質問で最も多く、皆さん
が謎に思っておられる事の一つで、「一般的なヨーガは、主に
１人でやるものですが、なぜマスターヨーガには【施術】が
あるのですか？又【施術】でないとダメなのですか？」
というのがあります。まず「お風呂」を考えて下さい、一般の
ひとのチャクラは「使われずに錆び付いた風呂釜」で、気脈は
詰まったパイプの状態です。水を張ってお湯を沸かすにも
どうにもなりません、だからヨガや呼吸法の本を買ってにわかに
試してみてもなにの変化も起こらないのです。チャクラの作動や
呼吸法の作動には「一定の条件」があります、もちろん条件を
満たしていなくてもコツコツと２～３年呼吸法を続ければ変化は
出ますが、雲を掴む努力です。普通は中々変化や体感の無い
呼吸法を数年コツコツ続ける事は出来ません。
だからマスターヨーガは高圧の「氣」の束「ビバ」で気脈と
チャクラを稼働出来る様にするのです。第二の理由に「気」は
誰でも有りますが「氣」とは違います。「気」とは不活性ガスの
様なもので「精」インドでは「シャクティ」と呼ばれます。
この「精」は「精力的」の精です。これが元々大きい人は「気力」
も大きくなります、この「精」を活性化したものが「氣」です。
これを起こすのが内丹法の「真氣発動」であり、クンダリニー覚醒
です。サンスクリットですが語源の「クンダラ」は螺旋状の気脈を
示し「クンド」は火を示します。螺旋の気脈に火が登るのです。
その為には「精」又は「気」を「氣」に変える必要が有りますが
１人でやるには、これまた何年もかかりますし、これには「厳格」
な「妙法」を必要とします。
第三の理由はそれらの条件が満たされて、一つづつのチャクラが
開発され「氣」を発生出来る様になっても「氣」が強くなる過程
において、どんどん「氣」の圧力を上げて「気脈」に負荷を掛けて
いかないと気脈は当然太くなりませんし丈夫にもなりません、
強くなる過程は「筋力」を付けるのに似ていますが、それを自分で
コツコツ出来るのは１０人中１人か２人です。他は維持するレベル
です。教室や遠隔レッスンでは、毎回毎回「氣」の圧力を上げて
これらの諸条件を一つ一つ満たしていくのです。だから我々の「行」
は確実に短期間で変化をもたらす事が出来るのです。
マスターヨーガの「行法」をちゃんと一年以上続けておられる方々
は（もちろん週に一回以上の教室なり、遠隔レッスンです）
７つのチャクラを揃えて、かなりの「気力」をまとえています。
最後の理由はマスターヨーガは、そもそもマスターの為のヨーガ
として永らく「バラモン」にのみ許されていた門外不出のヨーガ
というのも、良し悪しでは無く「事実」ということです。
読んで頂き、ありがとうございます。
「氣塾」代表 木村丈彦
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