今、考え得る「あの世」「この世」のカタチ(行為の連鎖性)1

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さて、「六師外道」の「まとめ」は、

《「宗派の垣根」を超えた、本来在るべき「真理」

の「探求」。》についてです。「六師外道」の

「思想家たち」が、それぞれに「悟り」に至った

「仏陀」であり。それぞれが「多面的」な「真理」の

「側面」を語った。のであれば、「宗派の垣根」を

超えた「統一論」にこそ、本当の「真理」が存在する

筈なのです。

「自由思想」を考えるとき、「既成」の「概念」は、

一度外して考えるべきなのですが、私の場合「お師匠」

と会った直後に、自己の「前世」と「あの世」での

自分を「確認」しましたから、やはり「輪廻転生」は

存在し、その「原動力」である「業=カルマ」は、

「存在」するとの「確信」を持っています。これを

「前提」にして「理論」を展開していきます。

まず「六師外道」の大半が、そうであった様に、私も

「因果論」に関しては《「行為」自体には「善悪」は

無く、また、その「善悪」の「果報」も無い。》と

考えます。

《「行為」とは、次々と「連鎖的」に「発展」する
ものであり、その時々に「良し悪し」の「結果」が
「変わる」ものです。》

ですから、この「複雑」に「変化」を繰り返す事に

「善悪」を付ける事は本質的に「不可能」なのです。

例えば、誰かが「駅前のある場所」に「自転車」を

停めたとします。すると、そこに同じく「自転車」を

停める人が「2人、3人」と増え、そして「20人」と

なり、やがて困った「行政」が「自転車置き場」を

「開設」する。あなたは、何人目になるか?は

分かりませんが、この「時点」では「悪為」は

微々たるものです。やがて「自転車置き場」が出来る

ということを考えれば、良いきっかけかも知れません。

でも「偶然」に、他の人が停めた「自転車」で「怪我」

をすれば、それは「悪為」に「変化」します。

この様に、実際の日常は「結果」が「連鎖」して

「複雑」に「変化」しますが、あなたが「一人目」

だったとして、または「二人目」で「怪我」の

きっかけだとして、いったい「何パーセント悪」

だとか「良い」とか「決めるすべ」がありません。

《いったい「誰が」、それを「判断」し「管理」
出来ると言うのですか?》

更には「結果」には「偶然性」や「偶発性」が

「結果を変える」ことは日常的に有りますが、

それに「因果」を持ち込むのは「ナンセンス」で

あり、「納得」出来る「根拠」がありませんし、

またそれも、誰かが「管理」しているとでも

言うのですか?ということになります。

よって、「因果論」の唱える「善因善果、悪因悪果」

は、「明確」な「現象」として「確認」することは

「不可能」です。「仏教」は、その「果報」は「今世」

とは限らない、と逃げますが。それではこの「偶然性」

がもたらす「複雑さ」は「説明」出来ず、

「憎まれっ子世に憚る」の観点からも、基本的には

「否定」せざるを得ないのです。

更に、続けていきましょう!!

「氣塾」代表 木村丈彦


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