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《魂の構造2》
「人と動物」との「魂」の構造的な差とは？
前回は、双方の持つ共通点としての「魂」の中心部に
ある「真我」の差、「人」は「動物」と異なり「真我」
から湧き出るあらゆる「本能」を「教育と理性」によ
って、押さえ込んだ唯一の「生き物」である。という
部分の「差」について言及しました。そして更なる構
造的な「差」として存在するのが「魂」の中心部「真
我」の周りを「層状」に取り巻いている、「輪廻転生」
によって積み重なった「記憶の層」です。
あらゆる「リスクが持つ恐れ」に対して、「人」が持
つ「勇気」とは、非常に個人差があります。
まさに「気質」の部分ですが「強い人」もいれば「弱
い人」もいます。もちろん「今世」において幼少期か
らどの様な「生き方」をして来たか？は、大きな要素
となりますが、それぞれの「人」は「天性の才能」と
いうものを秘めています。この「才能」を持たらす、
基となるのが積層された「記憶」によるものなのです。
中心部に近付く程「古く」、より外側の方が「新しい
記憶」になります。もちろん「記憶」ですから、大き
く「感情が動いた時」例えば、大いに「笑ったり」
「悲しんだり」「驚いたり」「感動したり」その時が
「記憶」として「魂」に刻み込まれていきます。
「人」は「輪廻転生」の中で、様々な経験を積み、沢
山の「成功や失敗」を積み重ねる事によってそれらが
「各個人の個性」を形成するのです。そして毎度「身
体」と、その特徴は変わるのですが、その核である
「魂」と「記憶」「特性」は継がれて
行くことになるのです。
いかがでしょうか？何故、他の動物と比べて人間は
「得手不得手」「才能、センス」等において「大き
な各個人の個体差が有るのか？」の答えがここに有
るのです。輪廻転生の度に積層される経験から発生
する「思い出の層」が「魂の構造」の中の大部分を
占めており、それは「今世の思考パターン」に多大
な影響を与えており、それが「才能」であり「センス」
なのだという事です。そして一番近い前世での体験が
最も大きな影響力を持つのも、とても合点がいくで
しょう。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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