道 「真、行、草」書道と茶の湯で異なる価値観(茶の湯者から詫び数奇ぞして名人)6 最後は「侘び茶」「千利休」の「禅哲学」について となります。「茶の湯」における「真、行、草」 とは「様式」の違いを示すだけではなく、「稽古」 「行」の「段階レベル」をも示しているものです。 徹底した「稽古」により「真の格」を体得し、 やがて... 2017.08.13 道
道 「真、行、草」書道と茶の湯で異なる価値観(侘び茶への道とスポンサーの存在)5 「珠光」が提唱した、それ迄の「公家」や「武士」 による、高価な「唐物」「名物」を尊ぶ「書院茶」 という「様式」「価値観」から離れ、「侘び」 「冷え枯れる」といった「不完全の美」、つまり 格式のある「書院茶」をやつし、「真、行、草」の 「草の... 2017.08.12 道
道 「真、行、草」書道と茶の湯で異なる価値観(東山文化の書院茶から珠光の侘び茶へ)4 「中国」より伝わった「真、行、草」の「美的 価値観」は、「日本独特」の「進化」を歩んだ 「茶の湯」においては、やがて「逆転現象」を 起こす事になります。「茶の湯」では「室町時代 中期」の「足利義政」の時代に確立された、 《京都「銀閣」の「東... 2017.08.11 道
道 「真、行、草」書道と茶の湯で異なる価値観(中国と日本で異なる価値観)3 「王羲之」の「書」は「奈良時代」の「754年」、 「鑑真和上」の渡来と共に日本に伝わることに なります。また「美と技術の極まる道筋」を示す 「真、行、草」の「羲之書法」と「哲学」も大きく 広まります。その影響は「平安時代」の「三筆」 「三蹟... 2017.08.10 道
道 「真、行、草」書道と茶の湯で異なる価値観(書聖、王羲之)2 「真、行、草」とは「茶の湯」における日本人独特の 「美意識」を表現する「言葉」として、各所に登場 しますが、その元となるのは「書道」における「書式」 にあります。「書道」とは「漢字」を用いた「中国」 で古くから発達した、「毛筆」によって「書... 2017.08.09 道
道 「真、行、草」書道と茶の湯で異なる価値観(曹洞宗、道元禅師の空手)1 以前「古式マスターヨーガ」に伝わる「空手のススメ」 と言う「教え」をご紹介しました。「空手のススメ」 とは、「細やかな技術」の先にある、一つの「技術的 境地」のことで《「技術」を「十二分」に積み上げ 「実証」による「経験」を積み重ねたなら、... 2017.08.08 道
道 「太極内丹理論」道に存在する「段階」の性質(毎日続ける者には誰も敵わない)6 「段階」を得て「歩んで」いく「学び」に対して、 「太極」では以下のような「言葉」があります。 《大きな勉強をするには、大きな代償が必要である。》 優れた 「技術」を学ぶには、それ相応の「覚悟」が 必要です。「技術」というものは、それを「得よ... 2016.01.27 道
道 「太極内丹理論」道に存在する「段階」の性質(感覚の段階)5 ならば「上達」の為の、大切な「秘訣」とは何か? と聞かれますと、現在の自分の「正確な段階」を 絶えず「認識」する事にあります。「段階」ですから 次の「段階」とは、今の「出来る事」の「延長線上」 にある筈です。次の「次元」ですから「見え難い」... 2016.01.26 道
道 「太極内丹理論」道に存在する「段階」の性質(上達と下達)4 「中国」で古くから「武芸全般」において、言われて きた「言葉」です。 《全ての「物事」には「上達」と「下達」がある。》 「上達」とは「小技」にとらわれずに、物事の「根本」 を理解し「段階」を上げること。それに対し「下達」 とは小手先の「技」... 2016.01.25 道
道 「太極内丹理論」道に存在する「段階」の性質(苦労に潜む天命)3 「平穏無事」「何事もなく」を「人」は「望み」ます。 「人」であれば、それは当然の「心情」なのかも しれません。「売り上げ」を作る為の「仕事」であれば 尚更です。しかし「何事もない」のですから「段階」を 上がる「進歩」も無いのです。ここが「難... 2016.01.24 道