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《続、カルマの謎について》8
《仏教的世界観2》
「業=カルマ」の論理「業論」とは、人の人間生活
その全ての現象を包括して、説明しようという非常に
精密で野心的な理論へと発展することになります。
現実世界の中で人に行ないに対しての結果、すなわち
「果報」をもたらす力を「引業」と言い、その為の
諸条件を「満業」と言います。そして個では無く集団
において結果をもたらす力を「共業=ぐうごう」とし
ます。そして前回に出ました「三業」のうち、表現と
して出ない「意業」を除き「身業」と「語業」の具体
的に表現として働く力を「身表業」、「語表業」と呼
びます。特にこの表に表れる二つの「表業」は 今世
だけの刹那的なものではなく、勢い余勢を持つもので
あり、来世に尾を引く「果」の要因である。というこ
とで、この「身語」の表面化しない二業を「身無表業」
「語無表業」と呼ぶのです。
そして、初めの「意業」と「身語」に関わるそれぞれ
の「表業」「表無業」それら「四業」を合わせて
「五業説」と言います。
よって仏教世界における「業=カルマの因果論」を
考察する時「業」の定義として原因たる「因」は、
結果としての「果」に帰結してこそ「因」であり
「業」足りうる。これが重要な骨子になり、その為
には諸条件になる「縁」が必ず関与している。
その「縁」の関わりによって、さらなる「良因良縁」
が整いそれが「良果」となる。
これらの「因縁」とは余勢を持ち「今世」だけに
止まらず「輪廻転生」の中で、その「魂」によって、
「継がれていく」べきものと解きます。
分かりましたか?「業=カルマ」と言うものは安易
に「運命を変える、不可思議な力」というような
単純なものではなく、「輪廻転生」の中で受け継が
れていく「才能」や、その人の「特性」全てを含め
て説明されている「因果論」であり「宿命論」なの
です。なぜなら、仮に「前世」でピアノを演奏する
事が得意であれば、必ずピアノに関しての「人のつ
ながり」や教授して頂いた先生の「恩」そして「縁」
等々の、他の人との「貸し借り」が発生している筈
で、また、そこに「業」が生じて、その「縁」や、
その「素質」は前世だけでは無く「余勢」を持ち、
今世に継がれていく。そして今世でも「約束」した
「貸し借り」のある人々と、出会い、また新たな
物語を作り上げていくのです。本当の「業論」とは、
このように「基本的物理法則」にも似た精密さを持
っているものなのです。ですから「広義」において
は今世での出会う「縁」の全てが、前世迄に培った
「業」によるもの、とも言えるのです。
いかがでしょうか?
「氣塾」代表 木村丈彦
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