再解説「タイムトラベル」は可能なのか？の検証（同じ時間軸を退行すると、当然消えてしまいます）２

《同じ時間軸で退行すると、当然消えてしまいます》

《我々は「肉体」を持たない「魂」だけの状態で高次元

である「あの世」に居るときは、自在に時間空間の壁を

超えて「様々な時代の様々な場所」に行くことも可能に

なります。》

「ネットサイト上」や「YouTube」には様々な「タイム

マシン」に関する理論や意見「20××年からやって来た

未来人の予言」なんてものが散見されます。時折これら

に関する意見を聞かれるのですが、あなたは「どう思わ

れますか？」

《基本的には、ここでもやはり我々の肉体を保ちながら

の「タイムスリップ」は科学的に無理ですし、氣塾的に

も無理と思われます。》

まず、私達が住むこの世界は《現実の「物」により作ら

れている世界》です。この世界は「諸行無常の法則」に

より絶えず変化をしています。新たに作られた物は年月

と共に古くなり、風化してやがては「朽ちる」のが定め

です。よって「過去の世界」とは《変化する以前の世界》

となります。それは、

《「あなた」にしても、今着ている「服」にしても未だ

「作られる前の世界」となります。》

「あなた」は産まれてからご両親により食べ物を与えら

れて育てられる事により「今のあなた」と成った訳です。

《ですからもし、仮に今から「100年前」に「タイムス

リップ」したとしたら「あなた」も「あなたの服」も

「未だ出来上がる前」ですから「消えて無くなる」事に

なります。》

つまり、100年の時間を「さかのぼる」中で「徐々に分

解」されて行かなければ「辻褄が合わない」事になりま

す。更に「辻褄」を語るなら、逆行する時間の中でそれ

までの「記憶も消失する」ことも安易に想像が出来ます。

これは「タイムマシン」なる「機械」も同じ事で、我々

と同じ「物」により「構成されている世界」に存在する

ならば、

《徐々に時間を「さかのぼる」中で、時間を退行する事

はその「機械」を構成する「部品」が製造される前に向

かいますから、その「機械」を構成する「部品」も消え

て行く必要性があります。》

《つまり私の好きな「SF」や皆さんの好きな「タイムマ

シン」での話しの様に「今の姿と形のまま」で何も変わ

らず「過去」に戻るということは、同じ時空間では消え

て無くなる訳で、「あなた」と「タイムマシン」を含め

て「さかのぼる時間」の影響を受けない「別の時空間」

「別の次元のフィールド、場」に「包まれて」いないと

存在できないのです。》

これが何を意味するか？と言うと、自分とタイムマシン

が「消えない様」に「別の次元のフィールド」に身を守

るのですから、100年前にタイムスリップしたとしても

「別の次元」に包まれているので「何も手出しは出来な

い」ことになります。つまり「物理的」な作用は不可能

なのです。まあ、それでも「知るだけは可能」となりま

す。そしてここからは「平行宇宙、パラレルワールド  」

の世界の問題となります。

仮に「別の次元のフィールド」に身を包み、過去の我々

の世界を「知ることに」成功したとして、また正しく

「元通りの我々の今の世界」に戻れる確証なんてどこに

も有りませんよ。何を持って「元通りの世界」に戻れる

と言えるのですか？

そして、これらは「未来人の予言」に対する「答え」に

繋がってきます。

いかがでしょうか？《同じ時間軸で退行すると、当然消

えてしまう》今回の理論構築はここがミソとなっていま

す。時間退行する際に「肉体も衣服も機械も」全てが

「作られるよりも前の時間に戻る」訳ですから、消えて

行く事になる訳で「瞬時で時間を戻る行為」自体が肉体、

魂的に耐えられる訳がない程の「自殺行為」である可能

性が考えられます。もう一つ考えられるのは同じ時間軸

を戻る行為自体が、暗闇の中で何の機械も持たず、砂漠

の数km先の目的地に正確に到着する程の「至難の業」

である事も考えられます。つまりこの世で行って良い安

全な場所と危険な場所があるのと同じく、安全な時空と

危険な時空の存在も考えられますね。

更に、続けていきましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦