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《「正道」を歩めば、必ず最後は「報われる」》
では、何故「正道」でなければいけないのか？
別に「外道の行き方」が有っても良いのではない
か？そもそも自分の人生、自由じゃないか！とい
う意見もあります。ならばあなたもそうすれば良
いのではと思います。それは「特定の条件」が整
のっている場合は確かに可能になるからです。
それが「守、破、離」です。
《そもそも「守破離」とは「茶道」はもとより「武道」「伝統芸能」等「技の世界」で使われる言葉であり「法則」です。これは「いかに道を極めるか？」の法則とも言えます。》
これは元々は「茶人、千利休」の読んだ「歌」が
元となります。《規矩作法を守り尽くして、破る
とも離れるとても本を忘れるな》という一節です。
ここで言う「規矩＝きく」とは、予め定められた
「流派」における「手本」や「規則」です。
《「守破離」の「守」とはこの「流派」の「手本作法」を守り、体得する事に尽くして「極める」事から始まります。》
《「破」は「師」による「流儀」を「極めた」上で「他派」を「研究」し、「相通じる、法則性」を「学ぶ」事にあります。》
《そして「離」とは、その後に「独自」の「集大成」となる、ある種の「境地」である「別の一派」を「立ち上げる」事を示しています。》
つまり「守破離」とは「一人の探究者」が「流派」
に入門して「道を学び」、やがてはそこから「外
の世界」に出て、世にある様々な物事から共通す
る「法則性」を学び、そこに「独自の解釈」を付
加して、新しい「流派」を確立するという「探究
者」としての人生の可能性を表しているのです。
つまり「外道の生き方」において、唯一有効にな
ると思われる道も、先ずは「何かを極めてから」
「一芸に通じてから」でないと、何が「真実真理」
なのかが分からない訳ですので、基本「世の中」で
は「通用しない」とも言えます。それ以外の例外と
なるのは、誰にも「教わらず」とも「自らの道」を
作れる「才能才覚」を持つ、言わば「天才」なら可
能と言えると思います。つまり「あなた」が「天賦
の才」の持ち主であれば、「外道」であってもそれ
は自由に生きれば良いと言えますが、そうではない
のでしたら「外道」は「道の破滅」となりますが、
「それでも良いですか？」という事になるのですよ。
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