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今回は、シリーズを離れて「箸休め」にいたします。
女性の生徒さんから質問を頂きました。
「つがいの魂」、あらゆる「パートナー」や「夫婦」
についてです。
「パートナーとは、真逆の性格で尊敬もしていますが
喧嘩もよくします。これでいいのでしょうか？」
私的には良いと思います。真逆の性格なのですから、
何かことを決めるたびに「全く逆の発想で、真逆の提案」
が出るでしょう。そして、その度に「何でそうなるの？」
と思うことでしょう。もし、あなたが「修行者」で
なくても、パートナーよりも「器量」が有ると思うので
あれば、「譲ってあげれば、良いのです」。
「聞いてあげましょう！」。
当然、その時もこれまでと同じく「我」が働きますから、
「譲った！」とか「屈服した！」みたいな「気分」に
なると思います。当然「わがまま」を通した方が、
気分は良いわけですよ。
でも、ここで「視点」を変えて見てください。
パートナーの「発想」はあなたの「発想」の「真逆」
なのです。それは普段のあなたの「発想」からは
「見ることの無い」「分かることの無い」世界なのです。
全くあなたにとって「予期」せぬ「体験」も違う「発想」
だから出来るのであって、あなたと同じ「発想」と
「世界観」のパートナーの場合には、無いものなのです。
結局、「器量」を出して「譲れば」「譲るほど」
こんな「考え方」や「発想」「世界観」が有るのだ！
と、あなたは「学び」、真逆の「価値観」を「吸収」
することが出来るのです。
もし、そのパートナーの「発想」が「失敗」の場合は、
あなたが「提案」すれば良いでしょう。
なぜなら、その「解決策」でさえも単純に「逆」という
訳では無く「発想」が違うと、あなたの「真逆」に
なるのですから。
そして「吸収すれば、するほど」あなたは「一人で」
「完璧」に近づくことが出来るのです。
何事もそうですが「出来ると、出来ない」では、
「出来る」方が、圧倒的に「楽」なのです。
まあ、「譲る」と言っても「パートナー」だからこそ
出来るわけで、「出来る」ことで更に「器量」を
大きくしたあなたは、「自分」と「真逆」、その
両方の「発想」を「獲得」することが出来るのです。
「修行」の正体も実は同じことで「スキルアップ」と
同じく「足して」強くなることであって、皆さんの
「イメージ」みたいに、何かを「我慢」したり
心を「削る」のとは違うのです。
だから、どんどん「足して」強くなってください。
強くなれば、「心のゆとり」と「余裕」は大きく
なります。その「ゆとり」でもってパートナーに
接してくださいませ。
今日は、ここまで、お疲れ様でした。
では、また次回。
「氣塾」代表 木村丈彦
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