氣塾的に「老いるとは何か?」を研究する(「若い人」と「年寄りの人」の比較研究)1

老いるとは何かを研究する 幸福
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「氣塾」主宰の木村でございます。今年の11月で「55歳」
 
と成りました。「60代」に近付いているという意味合い
 
からは「初老」と言えるかも知れません。私自身はまだ
 
まだだと思っていますが、「老眼」含めて体は正直です。
 
そういう「氣塾」の皆さんも、最近は私より「歳上」の
 
参加者も増えましたし、もっともっと「若い」「20代、
 
30代」の方々も増えました。「両極の世代」とあれこれと
 
話しをさせて頂いていますと、「若い人は若い人也の悩み」
 
が有り、「年寄りには年寄り也の悩み」が有り、非常に
 
勉強になります。そういう意味で、私としては「人間学的」
 
に「比較」出来るチャンスが増えて、沢山の「面白い事実」
 
に「気付く日々」に恵まれております。
 
正直、私自身「若い頃に戻りたいですか?」と聞かれますと
 
「戻りたい!」「若さが欲しい!」なんて一切思いません。
 
「55歳」ではありますが、今のくらいが「ちょうど良い」と
 
思います。何故なら、解説を進めれば分かると思いますが、
 
《「若い」と「老い」を比較すると、「精神面」における
「大きな差」において「若い=不安、恐れ」が象徴的に存在
しており、歳を取ると、その「不安、恐れ」はどんどん
「無くなって行く」という方向を示すからです。》
 
当然、とは言えますが「若い頃」とは「経験が不足」して
 
いて、世の中に対しても「分からない事だらけ」で、何より
 
「金銭力、精神力」を含めた「力」も大したことがありませ
 
んから、「世の中」とは何かと「恐れ、不安」の象徴でも
 
あったのですよね、でも、そこから沢山「挑戦」して十分に
 
「経験」が重なれば、「世の中」とは「こういうものだ」と
 
いう事が分かりますし、何より「これ以上はヤバイ!」と
 
いう「ヤバイ度合い」が分かりますから、「生き方」として
 
の「正しい処世術」が身に付いてきます。逆に言えば、
 
《この「正しい処世術」が「無い」から「若い人」は日常的
に「恐れ、不安」を持っているのだ、とも言えるのです。》
 
ただし、この「処世術」とは単に歳を重ねたから身に付いた
 
と言うものではなく、「積極的」に「挑戦する」ことを重ね
 
ないと、いつまで経っても人としては「同じだ」とも言えます。
 
人は必ず「歳を取ります」が「良い歳の取り方」とはどの様な
 
ものなのでしょう?今回は皆さんも「未体験」の「老いの世界」
 
に付いて考えてみたいと思います。
 
 
 
更に、続けていきましょう!!
 

「氣塾」代表 木村丈彦


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