再編集、「瞑想の正体」2

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「瞑想」というキーワードを元に、世界を見て比較して

いくと、基本的には「宗教、信仰の歴史」そのもので、

特にアジアにおいては、古代インドの「アーユルヴェーダ」

そして「ヨーガ」を発祥として、「仏教」を産み「密教」を

産み、それらはスリランカ、チベット、東南アジア、中国を

経由して日本にも渡り「名前を変えて」研究され、伝承されて

おり、それぞれに特徴は有るものの、かなりの部分において

共通点と重複する部分が見受けられました。

方や海を越えた西洋においても「瞑想」は信仰と共に在り、

同じ人類が「神の意」に近付く方法であり、自己の心身を

鍛え上げる「行法」として伝承されていました。

例えば太平洋の真中に浮かぶ「ハワイ」には、古代から

伝わる「フナ=秘密」が在ります。この「フナ」自体は

後のハワイ文化研究者マックス・フリーダム・ロングが

付けた言葉で、本来は【カフナ】と呼ばれるシャーマンの

専門家による「教えの集大成」を示します。人の持つ

三種類の自我。 考え、思考する自我、自分である

「ミドルセル」、記憶と本能をつかさどる

「ベーシックセルフ」、人の内に宿る(神)の性質で

ある「ハイセルフ」。この三つの自我を調和させる為の

方法、効果的な祈り、感情のコントロール法が【フナ】で、

これにより地球のエネルギーを使える様にします。

その哲学は「バランス」を重んじ、世の全てがあるがまま」

で良く、様々な出来事によりバランスが保たれている

【ポノ】を重要視します。 この考えは「観行」にも通じ

「陰陽五行説」にも通じます。この様に古代ハワイからの

教えも、他に通じる訳で「人が行を重ねて、行き着く事実と

知り得る知恵は、様々な行法があれども、全く同じ所に

至るという(事実)の証明にもなります」。

「行法」による、進み方の違いは有りますが、これらの

「瞑想」を「性質」を元に分類すると以下の様になります。

1、心を落ち着け 何もしない瞑想法
「止行」とも呼ばれる。伝統的な上座部仏教の「サマタ瞑想」が
代表的、サマタとは心を落ち着ける意を持ち、仏教教学において
まずはサマタ瞑想「止行」により禅定を得ることが修行の根本と
なる。キリスト教の「ヘシュカスム」の初期段階もこれに近いと
思われる。

2、観察する瞑想法
「観行」とも呼ばれ、上記の「止行」と組み合わせて「止観行」
と呼ばれる。仏教においては「正念正和」を基部にします。
これは自身の感情、行動を(常に気付いて観察し)自覚する
事に始まり、自己の制御を目指すのですが、代表的な
「ヴィパッサナー瞑想」では様々な流儀が存在するものの、
共通点として、今の瞬間ごとの自分に意識を集中する事により、
「今・ここにある」「あるがままの自分」への「気づき=サティー」
をもたらし「念」の確認につながる。言葉によるラベリングを
行うマハシ系、「安般念=アーナパーナサティー」と組み合わせる
ゴエンカ系等があり、様々な哲学と共に進行、完結させていきます
。この完成は釈迦に由縁しており、仏教のゾクチェンもこれに
類すると思われます。

3、集中する瞑想法
様々な宗教、宗派により研究実践されており、その目的、深さも
様々です。共通点として各個別の「対象」があり、その「対象」
に集中し無関係な雑念を排除する事から始まり、個人的な感情
反応も無くし、客観的な本質を対象にして集中します。
これらが前提になり、単純で意識的な通常の「粗い思考」、
移り変わる、無意識的な「細かい思考」、これら二つの思考自体
を無くした「三味=サマディー」を引き出す、三つの段階に
分けた、心の働きを無くし「対象」の本質との一体化の段階を
得て、更に深い瞑想に移って行きます。先に在る「無」と「有」
の極限は「光」を体験する境地に至るとされます。

4、イメージする瞑想法
密教の「阿字観、月輪観」、ユダヤ教カバラの「メルカーバ観想」
等が代表的。「阿字観、月輪観」共に本尊を目の位置に合わせて
壁に掛けて「観行」に入るところから始まります。「月輪観」
から先に入るのが通例で、礼拝、真言を唱える等の一連の動作を
行います。この「行」により精神の集中力と強力な想像力を養い
虚空の中に「阿字」や「月輪」を形成させ、更に深い瞑想により、
精神の覚醒や「通力」を養うというものです。
西洋魔術では、幾何学図形を凝視した後の「残像」「色」特に
赤を凝視した後の緑の残像等、生理学的な現象から内的な
イメージを作り上げ、日常の意識状態でも「像」を作れる様に
一晩二晩、寝ずに行い、「半眠」の意識を日常に作ります。
ユダヤ教の神秘主義思想【カバラ】へとつながる「メルカーバ観想
」は上記の観想法とは異なり、霊的存在がヴィジョンとして現れる
のを数日間の断食、唱行、等により引き出す受動的な「行法」です
7つの門、宮殿を抜けて、後の天界のヴィジョンを得ることにより
物質的なものを脱ぎ捨てる行法でもあります。この行法は他に
メソポタミア、エジプト等の文明にも共通した手法があります。

5、気をコントロールする瞑想法
インド、中国、チベットを中心に世界中に「気」をコントロール
する高度な修行体系が存在します。いわゆる「気功法」です。
呼吸法を軸に、動作、目の動き等を使用し「気」の発生、流れ
のコントロール、特定の部位への集中、「気」の収集と放出等を
支配します。その効能として、身体の健康、免疫力の強化、
精神面の制御等、生活、仕事への幅広い活用を目指します。
頭部に流れ込む「気」のコントロールにより意識の覚醒レベルを
制御し、強力な「瞑想」「禅定」を可能にします。養った「気」
の質を更に変化させる事により「神通力」を発生させる事を目標
とします。インドの「クンダリニーヨーガ」や「ヴィンヤサヨーガ
」中国の道教(仙道)の「内丹法」、チベットの「ゾクチェン
(テクチュー=解放)(トゥゲル=超越)」
後期密教の「秘密集会 究竟次第」「カーラチャクラ 究竟次第」
「究竟次第」は、後期密教の奥義とされる「気功法」です。
日本古来の古神道には「息吹、振魂=ふるたま、天の鳥船」
等、様々な信仰宗派の「呼吸法」を含めた「氣」の瞑想行法が
存在します。

ここまで、ざっと性質別に大分しました。マントラ、

ヤントラ系瞑想も別記するのに与えしますが、イメージする

瞑想法に入る要素が多いと判断しました。もちろん、

あらゆる瞑想法、行法はどれか一つに収まる訳は無く、

大半が上記の性質に2.3重複した性質を持っています。

例えばイスラム教の「ズィクル(唱念)」は「ドゥアー

(祈願)」と共に声に出さず唱念をしますが、集中と

イメージ両方の性質を合わせ持つ複雑な行法で、能動、

受動両方の局面が出てきます。また、仏教、密教は共に

多彩で体系化された瞑想法を数多く含んでおり、

ヨーガと並び、その奥深い世界観を感じさせてくれます。

ここまで読んで頂いた皆さんにはお解りのとおり、本来

「瞑想」とは信仰と共にあり、その「道」を行じる人々の

「神に通じる」為の技の集大成で、本当に知りたいので

あれば、又はその姿を本当に見たいのであれば、本来

その「道」に修身し信心を重ねる為に「行」ずるべきもの

なのです。多くの日本人は家の宗派はあるものの、

信心に関しては、私を含め、あまり馴染みがありません。

でもそれぞれの胸の内に「神様」はいるのです。

その様な生活風土で勘違いしやすいのは、上記の

1番2番の「止観行」やハタ・ヨーガ等が、あまりやる事が

「ややこしくなさそう」という事で、やってみる方が

多いのですが、実は真逆で、上記の「行法」に関して

「本当に真面目に、絶え間なく続ける精神力を持たな

ければ、数年掛けても効能を得るのは難しい」

と言っておきます。なぜなら本来、健康で若く、血気盛んで

雑念まみれの修行僧等が信心の邪魔になる「雑念、想念」を

無くす為、又は抑え込む為に行う「行法」でもあったり

するのです。そう簡単に特定の意識レベルや非日常的な

精神レベルに変われる訳ありません!

3番、4番の場合は、それこそ入信しないと「本当の行法」

など、教えてもらえる筈がないものが、多いと思います。

5番の「氣」をコントロールする瞑想法の場合、外から

見ると「ややこしく」見えるかも知れませんが、

「気脈」「チャクラ」等の一定の条件をクリアすれば

「氣」は稼働し始めますし、ある程度までは、精神状態に

関係無く進行させる事が可能です。そして何より

「氣」から得れる「効能」は数知れません。

これも始めて言いますが、一般の行者が中々出来ない

瞑想時の「意識レベルを下げるコントロール」にしても、

我々は「氣」を頭部に通し込むと「自動的」に下がる様に

生理的になっているので、比較的に簡単にこなす事が

出来るのです。ここ数年で日本においても「瞑想」と

いうものが「優れた精神のコントロール法」として、

注目を集めてきだしました。また、「瞑想」による

様々な「効能」にも注目が集まっています。

「氣塾」代表 木村丈彦


氣塾 公式サイト - 古式マスターヨーガ/武当派太極内丹法~気功 瞑想 呼吸法専門
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