あの世/この世

今、考え得る「あの世」「この世」のカタチ(魂の貸しと借り)2

「世の中」に起きる「現象」は、誰か「一人」が 発端となり、そこから「連鎖的」に「偶然性」やがて 「偶発性」をも巻き込んで「展開」するもの。 ですから、《人の「行為」自体には「善悪」の「因」も 「果報」も無い。》と考えます。その「複雑さ」は ...
あの世/この世

今、考え得る「あの世」「この世」のカタチ(行為の連鎖性)1

さて、「六師外道」の「まとめ」は、 《「宗派の垣根」を超えた、本来在るべき「真理」 の「探求」。》についてです。「六師外道」の 「思想家たち」が、それぞれに「悟り」に至った 「仏陀」であり。それぞれが「多面的」な「真理」の 「側面」を語った...
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「釈迦」最強のライバル「六師外道」の凄さ(仏陀は釈迦だけではなく、釈迦が初めてでもない)10

ここまで「六師外道」を「思想」を中心に、史実や 「専門家諸氏」の定説に、「実践者」としての「師」 の教えや、私独自の見解を元に、解説を加えて きましたが「いかがでしたでしょうか?」。やはり、 それらは、あくまで「仏教」の「視点」からしての ...
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「釈迦」最強のライバル「六師外道」の凄さ(ジャイナの先進哲学)9

「ジャイナ教」は「マハーヴィーラ」により、 「ニガンタ派」の改革により生まれた「教団」です。 「ジャイナ伝説」によると「ニガンタ派」は、彼の 生まれた「200年~250年前」に「パーサ」により 開かれた宗派に始まります。「マハーヴィーラ」は...
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「釈迦」最強のライバル「六師外道」の凄さ(マハーヴィーラのジャイナ伝説)8

「六師外道」の最後は「ジャイナ教」の「始祖」 以前にも、このブログで紹介したことのある、 「ニガンタ・ナータ・ブッタ=マハーヴィーラ」 です。彼もまた「釈迦」と同時代「十六大国時代」 を生きて、戦った「思想家」であり、「釈迦」と 同じく「ク...
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「釈迦」最強のライバル「六師外道」の凄さ(サンジャヤ・ペーラッティプッタの詭弁哲学)7

「六師外道」の五人目は「不可知論」を唱えた 「サンジャヤ・ペーラッティプッタ」です。 「不可知」とは「知る」のことが「不可」と いうことを示しています。つまり、霊魂の存在、 来世の存在、果報の存在、これらの「諸疑問」に 対して、あえて「知る...
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「釈迦」最強のライバル「六師外道」の凄さ(パグダ・カッチャーヤナの七要素説)6

「アジタ・ケーサカンバリン」に大きく「影響」 を受けたのが、「アージーヴィカ派」の三人目 「パクダ・カッチャーヤナ」です。彼も 「釈迦」が在世中に活躍した「出家修行者」であり、 「自由思想家」の一人です。彼も同じく「唯物論者」 であり、「ケ...
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「釈迦」最強のライバル「六師外道」の凄さ(アジタ・ケーサカンバリンが唱える可能性)5

「アージーヴィカ派」三人目の「唯物論者」である 「パクダ・カッチャーヤナ」に大きな影響を与えた のが「六師外道」の一人、「順世派=ローカーヤタ」 の祖である「アジタ・ケーサカンバリン」です。 「唯物論者」ですから「一切はただの物質に帰る」 ...
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「釈迦」最強のライバル「六師外道」の凄さ(ゴーサーラのアージーヴィカ教)4

「行為の善悪否定論」の「プーラナ・カッサパ」に 続いて「六師外道」の同じく「アージーヴィカ派」と 呼ばれる三人の一人が「マッカリ・ゴーサーラ」です。 「ゴーサーラ」は「アージーヴィカ教」の代表です。 「マウリヤ朝・アショーカ王」の「庇護の元...
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「釈迦」最強のライバル「六師外道」の凄さ(パーリ仏典 沙門果経)3

「六師外道」の活躍した「時代背景」とは「釈迦在世」 の「紀元前5世紀」頃、「地方豪族」が力を付けてきた 「十六大国時代」の「中インド」になります。 「3500年前」より脈々と続いた「ヴェーダ」や 「バラモン教」の「世界観」が「根底」に在りな...